おしゃれ。夜を彩る音楽ランキング

夜に音楽を聴くのが好きな人~?このページに来ているんだからみなさん好きなんでしょうけれど(笑)夜の音楽といってもいろいろあります。クラブで大音量の音楽を聴いたり、ドライブ中に気分がよくなる曲を聴いたり、ジャズを聴いたり、中にはゆったりとしたクラシックを聴いている人もいるでしょう。

ここではまず、「夜のドライブ」という設定でランキングをつけてみました。外で流してもカッコよさを演出できる曲という点を考慮しています。アップテンポ過ぎず、ゆったり過ぎでもない、実は様々なシーンで使える楽曲たちです。

※同じ「夜」でも、当団体の会長のわがまま(笑)により作られた、家でお酒と一緒に聴く音楽はこちらのページになります。 

第1位 

M-Swift

Morning Light

Morning Light

これ、実は日本で作られたものです。むしろ、アジアの音楽といってよいかもしれません。サウンドプロデューサーやリミキサー・DJとして活動してきた松下昇平率いる、特定のメンバーを持たない不定形ミュージックプロジェクトがM-Swiftです。彼のプロジェクトで2007年に出されたアルバムがこちらです。副会長一押しである「Fantasy」(これは先にシングルとして出されました)など、非常にハイクオリティな楽曲が収録されています。やはりヨーロッパの音楽と違って、アジアらしいエキゾチックな雰囲気も多々あります。夜の運転にもよく合います。

ちなみにこの後のアルバムである「Evening Sun」は姉妹関係で、両方をそろえると彼の世界観を知ることができ、また違った面白みを発見できます。 

第2位

MAKAI

STARS 

STARS

こちらも日本のDJ・MAKAIのアルバムです。彼は有名アーティストと盛んにコラボレーションをしていて、おそらく青山テルマとの「GARDEN」は聴いたことがある方もいらっしゃるかと思います。このアルバムでも、BENI(安良城紅)とのコラボレーションによる「STAR IN MY SKY」やglobeKCOとの「SHINE YOUR LIGHT ON ME」などなど、豪華メンバーが参加したCDとなっています。

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこのアルバムに収録されている楽曲はすべて、「Star=星」が題材なんです。夜に合うというより、最初から夜に合わせるために作られたCDです。ジャケット写真も、夜景でおなじみの横浜・みなとみらいですね。

第3位

m-flo

EXPO EXPO

EXPO EXPO

おなじみm-flo。今でこそ様々な女性歌手と楽曲を発表していますが(副会長的には、和田アキ子とのコラボが衝撃的でしたが、夜を彩る音楽とは違いそうですね・・・)、このアルバムはこのグループにヴォーカル・LISAがいた頃の作品です。彼らが誇る名曲「Come Again」も収録されており、m-floらしさが全開です。「金曜日のスカラに君を忘れに・・・」という歌詞はまさに夜のシチュエーションそのものです。

ちなみに、先日の「ミュージック・ス○ーション」で、何年ぶりかに彼女と共に「Come Again」を披露していました。やっぱり時代を感じさせない斬新なメロディーは、今聴いても全く色あせることがありません。

※ちなみにLISAさんは上記第2位の「STARS」でも「MY ONE STAR」という楽曲を歌っています。

第4位

Donald Fagen

I.G.Y(International Geophysical Year)

ナイトフライ

ジャズロックバンドであるスティーリー・ダンのメンバーとして有名な、ドナルド・フェイゲン。そして曲名がなんと「国際地球観測年」(1957~58年)という、何を歌おうとしているのか考えたくなる奇抜さ。しかし別にそのイメージソングであるわけでもありません。この楽曲が発表されたのは1982年なのですから。1950年代の一般的なアメリカの少年たちが抱いていた、未来への夢や希望(少しSF的要素を持つ)と皮肉を歌ったものです。この楽曲が収録されているアルバム「The Nightfly」は、現在でも非常に根強い人気を保っています。むしろこの「I.G.Y」だけでなくアルバムに収録されている全8曲すべてを聴くことを強くおすすめします。なぜならこのアルバム、今でも音響のテストに使われるほど「音」での高品質を誇っているからです。ちなみに彼はこれ以降の30年間でソロアルバムはたった4枚しか出していません(しかも最新作である4枚目は2012年に発売されていることを考えると非常に長いスパンであることがわかります)。1か月単位、場合によっては1週間単位で作品を乱発する最近の日本のアーティストたちとは正反対です。 
第5位

Jamiroquai

Virtual Insanity

Travelling Without Moving: Deluxe Edition

イギリスのアシッドジャズ・バンドであるジャミロクワイ。1990年代には日本でも有名になりましたね。その中でも、96年にリリースされ世界的に大ヒットしたのがこの曲。白い部屋の中に展開される斬新なPVは印象深いものです。のちにカップヌードルのCMで、PVはそのまま中身は替え歌で使われていたのも、記憶している方がいらっしゃるのでは? 
第6位

電気グルーヴ

Shangri-La

 

このグループが日本中に知られるきっかけとなった曲です。今ではピエール瀧がCMなどに出ていますが、「え、あの人アーティストだったの?」などと疑わないこと。独特の曲調といい、ソープランドをイメージしたPVといい、当時はかなり目立つ存在でした。ただ、これ以前から電気グルーヴのファンだった方はお分かりだとは思いませんが、彼らにしてはあまりにおしゃれすぎるんです。他の楽曲を聴けば、いかに吹っ飛んだグループなのかが理解できると思うので、ぜひ探してみてください。本人たちはこの頃、「夢でキスキスバンド」などといっていたようですが(笑)

(※追記)2019年現在、ピエールさんの話は少々しづらい状態になってしまいましたね…